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ANAの空港ラウンジで衛生・安全に貢献するFuwarica


HND 国際線 ANA LOUNGE


ANA LOUNGE

画像提供:ANA


国内外から多くの方が訪れる羽田空港。全日本空輸株式会社(ANA)は、航空機の運航だけでなく、空港内の安全や品質においても高いレベルのサービスを提供している。

ANAが運営する第2ターミナル国際線ANA LOUNGEは約900席あり、上質な空間を演出している。多様な飲食メニュー・シャワールーム・バーカウンターなどを完備し、「出発前のひとときを心地よく過ごしてほしい」という思いが込められている。

食事について、全日本空輸株式会社 CX推進室 商品企画部マネジャーの玉井様によると、「日本出発前最後の食事であるため、“和”にこだわりながら多国籍の方々に親しまれる工夫をしている」とのこと。特に人気のメニューは、ANAのトップシェフ監修の「ANAオリジナルチキンカレー」で利用者のほとんどの方が召し上がっているそうだ。


ANA LOUNGE

ANAオリジナルチキンカレー



ご飯盛り付けロボットFuwarica との出会い


人気のチキンカレーだが、同社では提供方法において少々課題を抱えていたそうだ。保温ジャーとしゃもじを用いて人の手を介してご飯を盛り付ける方式では、盛り付け待ちの“行列”が発生する。静かなラウンジの空間で、保温ジャーの開け閉めの “音” が目立ってしまうそうだ。加えて世界的な感染症の影響もあり、衛生・安全面の強化が求められていたとのこと。そんな中、ご飯盛り付けロボットFuwarica GST-RRAとの出会いがあった。



国際線ラウンジにFuwarica GST-RRA 導入


玉井様が鈴茂器工のショールームでFuwarica GST-RRAを確認することとなったが、訪問前は性能や効果・価格に対して半信半疑だったそうだ。しかし、実際に動作確認・試食を行い、「保温ジャーのような頻繁な開け閉めがなく、衛生的に・静かに盛り付けが出来る」点がラウンジの課題解決に繋がると確信。そこから実機を用いたテスト、社内の承認取得に向けた説明や調整等の乗り越える壁はあったが、Fuwaricaを活用する事でスピーディーにご飯の盛り付けが可能となり、衛生面の向上と行列の改善が見込まれることから導入に至った。


ANA LOUNGE

約900席の広いラウンジとビュッフェコーナー



Fuwarica GST-RRAの導入により、課題であった盛り付け待ちの行列緩和・保温ジャーの開け閉めの“音”が解消され、今まで以上にくつろいでいただける空間になった。加えてしゃもじが不要になり、より衛生的な使用環境となった。

さらに、想定していなかった効果も発揮されたそうだ。保温ジャーだと底面でご飯が硬くなることもあったが、常にふんわり美味しいご飯の提供が可能となり、小盛(85g)/並盛(150g)/大盛(200g)の定量盛り付けが出来るため“盛りすぎ”による食べ残しロスが改善された。また、特に外国籍の方がFuwarica GST-RRAをスマートフォンで撮影する姿を見かけることもあり、一種の体験型エンタメにもなっているようだ。


Fuwarica

ANAオリジナルチキンカレーとFuwarica GST-RRA



より安全で快適な空間に


こうした導入効果が認められ、現在では同社の他ラウンジでもFuwarica GST-RRAが採用されている。出発前の特別なひとときにFuwaricaが加わり、利用者の旅を一層豊かで快適な体験へと導いているようだ。




取材協力:全日本空輸株式会社(ANA)

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